友達がどうしても腰が痛いから診てくれと電話きました。 寝屋川市 鍼灸院 桜薫
【症例報告】40代男性 腰方形筋の痛みに対する鍼灸治療
【患者背景】
年齢・性別:40代男性
主訴:右腰部の疼痛、持続的な違和感
経過:数ヶ月前から徐々に痛みが増強。日常生活や仕事に支障をきたすほどの痛みではないが、長時間の座位や身体の動きによって悪化。特に車から降りるときに「ウッ」となる。
既往歴:特になし、運動歴なし
生活習慣:デスクワーク中心、運動不足気味
【診察所見】
- 触診:右側腰方形筋に圧痛点あり。筋肉硬結と可動域制限を認める。
- 可動域:腰の側屈動作に制限あり。前屈すると腰椎の可動性見られない。
- 画像検査:X線やMRIは行っていない。
【診断】
腰方形筋の過緊張と筋筋膜性疼痛症候群と推定。
【治療経過】
1. 鍼灸治療の内容
- 使用したツボ:
- 腰方形筋上の「腰陽関」や「腎兪」
- 背部の「大杼(たいしょ)」や「次髎(じりょう)」
- 痺れに対して足の「足三里」や「三陰交」
- 施術方法:
- 鍼:鍼長短を使い、刺入角度や深さを調整。筋硬結部に対して深刺や圧迫を行う。低周波鍼通電も実施した。
- 灸:温熱療法として艾灸を併用し、血流促進と筋弛緩を促す。
- 手技療法:筋肉の緩和を目的とした指圧やマッサージも併用。
2. 治療頻度
- 週1回の治療を2〜3週間継続予定。
- 症状の変化に応じて調整。
【結果】
まだ1回目なので、その場での結果とはなるが、痛みは消失。下腿外側にあった痺れも改善した。
【考察】
腰方形筋は腰の安定や姿勢維持に重要な筋肉であり、過緊張や筋膜の癒着が疼痛を引き起こすことがある。鍼灸は局所の血流改善と筋弛緩を促し、痛みの軽減に効果的と考えられる。本症例では、適切なツボ選定と施術方法によって症状改善が得られた。
【結論】
鍼灸治療は腰方形筋の筋筋膜性疼痛に対し有効な補助療法となり得る。今後も個々の症状に応じたアプローチと継続的なケアが重要である。
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